LightStrike360というライト。
正確な詐欺の定義からは外れるかもしれません。
なのでご自身で判断を。
まず絶対に買ってはいけません!
そして「勉強になる」ですw
そう!マーケティングの勉強になります。
この2つの観点から考察していきます。
まず「買ってはいけない」について。
これ高すぎます!
”死ぬほど明るい!!”を売りにしてますよね。
防犯として使える。暴漢の顔に向ければ目がくらむ。
そして当て続けると失明するとも。
それだけ聞くと「凄い技術だ!!」と思ってしまいますが、しかし
同じような明るさのライトは、もっともっと安く買うことができます!!
ではいくらで買うことができるのか? 2000円くらいw
12500円で売られている「LightStrike360」は、実はその6分の1の値段で買うことができます。
『ホント!?』
はい。
「明るさ」の単位は「ルーメン」です。
この軍用ライトと言われている「LightStrike360」は700ルーメン。
確かに明るい!
暴漢の顔に当てようものなら、確かに怯みます。
しかし700ルーメン程度であれば、Amazonでも売ってます。
こちらは800ルーメン。
2156円。
むしろ明るいw
しかしこれだけだと「高すぎる!」だけの話です。
いや、もしかしたらサポートがしっかりしており、12500円の価値を感じてもらえるのかもしれません。
しかし・・・そうじゃないんです。
コレは海外の方がレビューしているのですが、どうやらX800とかいう別のライトと内部構造が同じらしいのです。
X800は2000円以下とか。
つまり2000円でX800を買い、それに部品をつけて、置き換えて、LightStrike360として売っているのです。
軍用技術を使って、暴漢を撃退とか言われると思わず買いたくなりますが、冷静に判断することが必要ですね。
そしてマーケティングに役立つという観点ですが・・・この「軍用技術」と「防犯」というのが秀逸です。
このライト。そもそもはX800でして、普通のライトとしての用途です。それをこの販売会社が「眩しい!こんなに眩しいのなら、暴漢撃退にも使える!防犯グッズとしよう!」と思いついたわけですね。
まったく同じ商品でも、求めている人にとっては別な価値がある。
そして「恐怖心」を煽ることができる使いみちだと、セールス効果も絶大です。
マーケティングの本質でもありますが、こうまで見事な例は初めてみました。
ライトが明るいことを、まさか「暴漢撃退!」にもっていくとはw
とはいえ、同じ明るさでも2000円で買えるのでご注意を!