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PayPalの詐欺メール「Your account has been limited」にあえて引っかかってみたら大変なことに(T_T)

約2分
PayPalの詐欺メール「Your account has been limited」にあえて引っかかってみたら大変なことに(T_T)

paypal。決済サービス。
このサービスを使うと、簡単にカード決済をあなたのサイトに導入できます。

決済されたお金はpaypal内にプールされ、いつでも自由に引き出すことができます。

便利です。しかし・・・もしpaypalに、詐欺集団が自由にログインできるとしたら・・・?

考えただけでも恐ろしい。それがフィッシング詐欺。

 

 

いろいろありますが、たとえばこれ。

SnapCrab_NoName_2016-5-25_16-43-12_No-00

『誰かが不正にログインしようとしているので、一時的に凍結したよ。2日以内にログインしてね。じゃないと・・・”消・す・よ”

paypalアカウントが削除されたら、プールされたお金はどうなるのでしょう?
多くの人は焦って、青いボタンをクリックするのではないでしょうか。

 

クリックするとなんだかそれっぽいサイトに飛びます。

ご丁寧に短縮URLを経由しているので、アクセス数なども把握しているかもしれません。

SnapCrab_NoName_2016-5-25_16-46-36_No-00

 

どっからどう見ても、普通のpaypal。

SnapCrab_NoName_2016-5-25_16-47-33_No-00

こんな文字も。

SnapCrab_NoName_2016-5-25_16-48-31_No-00

もしかして詐欺で稼いだ金を、熊本地震の被災者に寄付するのか?

まさかね。

いつもどおり、右上のログインボタンをクリックします。

SnapCrab_NoName_2016-5-25_16-50-9_No-00

ログインします。

もちろん偽のアカウントで試しました。

普通は弾かれるはずです。

「ログイン情報が違います」と。しかし・・・

paypal_sagi_login

 

入れた!!

SnapCrab_NoName_2016-5-25_16-55-34_No-00

もう今時点で、詐欺集団にはメールアドレスとパスワードが渡っています。

EXCELか何かでリスト化しているのでしょう。

そうなるといつでもあなたのpaypalにログインできます。

そして・・・

SnapCrab_NoName_2016-5-25_16-57-19_No-00

 

全額を引き落としされちゃいます。

 

paypalは便利ですが、それだけに恐ろしいですね。

くれぐれも不用意にクリックしないこと!

そしてログインする前には、必ずドメイン名を確認するクセを!