『facebookは30代から40代が使っている』
そう何かの記事で見たことがありました。
そして2011年に流行ったのが6年前であり
当時の25歳は今31歳ですからね。
当時10代~20代前半の人が、いまもfacebookをやり続けているとはちょっとありえないかなとも思いますし。
しかし総務省の調査だと、まったく違った現実が見えてきます。
なんと20代のうち51%がfacebookをやっているというのです。
以前どこかで「若い人は使っていない」という情報を目にしたのですが、随分と状況は違うようです。
ではここで「facebook広告ではどうか?」を調べてみました。
facebook広告では、対象を指定するとリーチできる人数が出てきます。
対象を20代にすれば、リーチできる人数
つまり20代のアカウント数が出ます。
やってみました。
これが20代のアカウント数
日本でfacebookをやっている20代は
1,100万人もいるらしいですね。
・・・しかし日本の20代の人口は
1,250万人です。
ということは日本の20代のうち88%がfacebookをやっていることになります。
・・・ありえないですよね。
結局、facebookは若い人は使っているのか?
総務省は「20代の半分(600万人)がfacebookを使っている」
facebookは「facebookに、20代は1,100万人いる」と言っている。
データが全然違うわけですが、おそらくfacebookが怪しいと思います。
そりゃあそうですよね。20代の88%が
facebookをやってるとは思えません。
では嘘をついているのか?
さすがに世界トップレベルのIT企業。
堂々と嘘をつくとも思えませんからおそらくこれは
「大量の架空アカウント」が含まれていたり
「アカウントだけとった」だけの人が
たくさん含まれているのではないでしょうか。
それにしても多すぎる気がしますが・・・どういう算出方法なんでしょうね。
でもまぁ、それなりに利用している人となると
やはり総務省の51%が正しそうです。
ただこの51%もどうなんでしょうね。
それでも感覚よりもかなり多いですね。
個人的には20~30%程度の感覚でした。
とはいえ、同じ調査方法で30代とか40代、50代もデータを算出しているわけです。
全年齢の中で20代がもっとも多い数字ですから
「20代が一番facebookを使っている」について
は正しいと思います。
だからといって
「facebookで集客するなら20代向けのビジネスがいい!」
というわけでもありません。
なぜなら払えるお金の基準が違うからです。
30代から40代前半となると子供にお金がかかるし
となると子育てがひと段落つくであろう40代後半が
もっともお金を払いやすいといえるでしょう。
20代の人口は確かにfacebookには多そうですが
リーチできる人数だけでは、ビジネスの対象は決めることはできません。
やはり自分と似た年齢を対象にするとよさそうです。
なぜなら感覚が似ているからです。
感覚が似ているので、おかしなコンセプトの商品
にならないし、心に響く文章も書けるのです。